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介護福祉士からケアマネジャーへ!ひーくんあおくんパパが語るリアルな介護キャリアパス

介護福祉士として経験を積んできた筆者が、資格取得の道のり、初めての就職、そして次のステップであるケアマネジャー(介護支援専門員)試験への挑戦について、実体験を交えてご紹介します。

1. 介護福祉士の資格取得と知っておきたい現実

介護福祉士の資格を取得するには、実務経験と特定の研修が必須です。

• 主な取得要件:

• 実務経験3年以上。

• 実務者研修(旧ヘルパー1級に相当)の修了。

• 医療的ケアに関する研修の修了。

• 注意点:

• 実務者研修の受講には費用がかかります。

しかし、いざ資格を取得しても、介護業界の就職は厳しく、特に未経験者は即戦力となる経験者が優遇されるため、面接で苦労するケースも少なくありません。筆者もリハビリ系の通所サービスを希望しましたが、4件連続で不採用となり、最終的に**地域密着型特別養護老人ホーム(特養)**に就職しました。

2. 特別養護老人ホーム(特養)での仕事と経験

筆者が就職した施設はショートステイ併設型でした。特養での仕事は多岐にわたり、体力的な負担も大きいですが、利用者様一人ひとりと親身に関われるやりがいがあります。

• 主な仕事内容(身体介助・生活援助):

• オムツ交換、トイレ誘導

• 食事介助、入浴介助、整髪、清潔維持

• 洗濯、掃除、入眠介助

• レクリエーションやイベントの企画・実施

• 特養の役割:

• 特養は「終の住処」とも言われ、看取り(ターミナルケア)も大切な仕事の一つです。最後までご本人らしく生きるための支援を行います。

3. 介護職における人間関係と心の持ち方

介護の仕事は、利用者様だけでなく、職場の人間関係も重要になります。長く働いている職員との関わりを作るのは難しいこともあり、筆者も人間関係のストレスで若くして白髪が増えるほどの苦労を経験しました。

利用者様へのアプローチの原則

介護を行う上で最も重要なのは、**「利用者様本位」**の介護です。

1. 安全・安心・安楽の確保: 基礎知識をもとに応用的な技術で介助を行い、利用者様の負担を減らします。

2. 理解と受容の姿勢: 認知症や精神疾患を持つ利用者様も多くいます。行動や考え方を否定せず、**話を聞き、理解し、認めてあげる「心の余裕」**が大切です。

困難な状況への対処法

排泄物を投げられる、噛みつかれる、食事を投げられるといった、利用者様の症状による大変な経験もあります。しかし、これは病気の症状であると割り切って考えることで、精神的に楽になり、仕事を続けられるようになりました。

4. 介護福祉士の次なる目標:ケアマネジャー試験への挑戦

介護福祉士として5年の実務経験を積み、筆者は今年から**ケアマネジャー(介護支援専門員)**の受験資格を得ました。

• 現在の状況:

• 受験勉強をスタート。

• 初めて過去問に挑戦した際は、正答率が非常に低く、知識不足を痛感。

• 勉強法:

• 現在は市販の参考書を使い、合格を目指して猛勉強中です。

介護の仕事に興味がある方へ

介護の仕事には大変なこともありますが、人を知り、関わることは非常に大切な仕事です。「まずは利用者様とお話をするだけでも良い」という気持ちで、ぜひ一歩を踏み出してチャレンジしてみてください。

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