子どもの鼻詰まりは、本人だけでなく親にとっても辛いものです。特に夜間の鼻詰まりは睡眠不足にも繋がりかねません。この記事では、熱性痙攣の経験がある筆者が、子どもの鼻詰まりに対して実際に試している対策や、注意すべき点について解説します。
1. 鼻詰まりを和らげるための具体的な対処法
- ツボ押しマッサージ:眉間や鼻の横にあるツボを、優しく、押しながらさするようにマッサージします。※お子様に行う際は、力加減に十分注意し、自己責任で実施してください。
- 体位の工夫:身体を横向きにして背中をトントンと優しく叩く(体位ドレナージの補助)ことが、意外と効果的であったと感じています。
- その他の試み:デポラップを鼻と首に塗る方法も試しましたが、効果は限定的でした。
2. 熱性痙攣経験者が特に注意すべき「薬」の成分
筆者の息子さんは熱性痙攣を経験しており、痙攣予防薬としてダイアップ坐薬が処方されています。
【重要】抗ヒスタミン薬への注意 一般的な鼻詰まり対策で使われる鼻炎薬や風邪薬に配合されている「抗ヒスタミン薬」は、熱性痙攣などの痙攣を誘発する作用があるため、熱性痙攣経験者は特に使用に注意が必要です。薬を服用させる際は、必ず医師や薬剤師に相談し、成分をしっかり確認することが大切です。
3. 食事による鼻詰まりのリスク軽減対策
すぐに鼻詰まりが治るわけではありませんが、食生活の改善によって身体的負担を軽減し、鼻詰まりのリスクを下げることを目指します。
摂取が推奨される食べ物:分類具体的な食材の例期待される効果
食物繊維キノコ類、野菜類、豆類腸内環境を整える
発酵食品味噌、納豆免疫機能のサポート
身体を温める食べ物生姜、ニンニク、カブ、人参、玄米、サツマイモ、ジャガイモ血行を促進し、身体を温める
薬に頼るだけでなく、日々の食生活を見直すことも、子どもの体調管理において非常に重要です。
まとめ
子どもの鼻詰まり対策は、その時の状況に応じて柔軟に対応する必要があります。特に熱性痙攣の経験がある場合は、薬の成分に細心の注意を払い、ツボ押しや食生活の工夫など、様々な対策を組み合わせて負担の軽減を目指しましょう。

