サイトアイコン ひーくんあおくんの伝えたい事はどんなことかな?

【夜のシャボン玉ショーに感動!】意外と知らないシャボン玉の歴史と不思議な世界

こんにちは!ひーくんとあおくんのパパです。

先日、家族で夜に開催された「シャボン玉ショー」を見に行ってきました。昼間、公園で吹いて遊ぶシャボン玉も楽しいですが、夜の暗闇にライトアップされてフワフワと舞うシャボン玉は、まるで無数の宝石が宙に浮いているようで本当に幻想的!ひーくんもあおくんも「うわぁっ!」と目をキラキラさせて大はしゃぎでした。

子どもたちのそんな姿を見ていると、「そういえば、シャボン玉っていつからあるんだろう?」「なんであんなに綺麗な色をしているんだろう?」と、大人である私自身もふと疑問に思ってしまいました。

そこで今回は、子どもたちと一緒に遊ぶのがもっともっと楽しくなる、「意外と知られていないシャボン玉の秘密」について徹底的に調べてみました!歴史から科学的な不思議、そしてご家庭で簡単にできる面白アレンジまで、たっぷりとご紹介していきます。

目次

1. そもそもシャボン玉はいつから存在しているの?

2. シャボン玉の名付け親

3. シャボン玉は日本が初めて?

4. 地域によってシャボン玉の言い方が違う

5. シャボン玉液に砂糖を入れたら、どうなる?

6. シャボン玉の種類と色について

7. シャボン玉をより楽しくする工夫

8. いろんな道具を使用してシャボン玉にチャレンジしてみよう

9. まとめ

そもそもシャボン玉はいつから存在しているの?

公園に行けば当たり前のように遊んでいるシャボン玉ですが、その起源をたどると、なんと古代バビロニア時代(紀元前2800年頃)まで遡ると言われています。もちろん、最初から遊ぶためのものではなく、当時は汚れを落とすための原始的な「石鹸」のような物質として誕生しました。

それが「遊び」として歴史に明確に登場し始めるのは、16世紀のヨーロッパです。当時の絵画には、子どもたちが麦わらなどの細い管を使ってシャボン玉を吹いている姿がはっきりと描かれています。

また、17世紀のヨーロッパ(バロック時代)では、シャボン玉はただの遊び道具にとどまらず、深い芸術的な意味を持っていました。「Homo bulla(人はシャボン玉である)」という言葉があり、すぐにパチンと弾けて消えてしまうシャボン玉の儚さを、人間の命の儚さやこの世の移り変わりに例えていたのです。哲学的なシンボルとして絵画のモチーフによく使われていたなんて、今の楽しいイメージからは少し想像がつきませんよね。

ちなみに、中国の唐の時代(7世紀〜10世紀)にも「水圏戯(すいけんぎ)」と呼ばれる、シャボン玉によく似た遊びがあったという記録が残っています。シルクロードを通ってさまざまな文化が交差する中で、シャボン玉遊びも形を変えながら世界中に広まっていったのかもしれません。

シャボン玉の名付け親

「シャボン玉」という可愛らしい響きの名前。これは一体誰が名付けたのでしょうか?

実は「シャボン」という言葉は、ポルトガル語で石鹸を意味する「Sabão(サボン)」から来ています。16世紀末の安土桃山時代、日本に初めてヨーロッパの人々(南蛮人)がやってきたとき、彼らは鉄砲やキリスト教だけでなく、カステラや金平糖、タバコなど、さまざまな新しい文化を持ち込みました。その中の一つが「石鹸(サボン)」だったのです。

当時の日本人は、南蛮人が持ってきた石鹸から生まれる泡を見て、この言葉を耳から聞き取り、「サボン」がなまって「シャボン」と呼ばれるようになったと言われています。つまり、シャボン玉の名付け親は、はるばる海を渡ってやってきたポルトガル人たちと、それを独自に聞き入れた当時の日本人たちの共同作業だったと言えるでしょう。

シャボン玉は日本が初めて?

ここまで読んでいただいた方にはすでにお分かりの通り、残念ながらシャボン玉は日本が発祥ではありません。ヨーロッパや中国で生まれ親しまれていた遊びが、海を越えて日本へと伝わってきました。

日本でシャボン玉遊びが一般的に広まり始めたのは、江戸時代の初期(17世紀頃)だと言われています。江戸の町では「玉や、玉や〜」という独特の売り声とともに、シャボン玉売りが子どもたちにシャボン玉液を売り歩いていました。

しかし、ここで一つ驚きの事実があります。当時、本物の「石鹸(シャボン)」は超高級な輸入品であり、将軍や大名など一部の特権階級しか手に入らない代物でした。当然、庶民が子どもの遊びに使えるわけがありません。

では、江戸時代の子どもたちは何でシャボン玉を作っていたのでしょうか?

実は、ムクロジという植物の実の皮や、サトイモの葉の茎(芋がら)、タバコの茎などを黒焼きにして粉にし、それを水に溶かして「植物性の天然成分(サポニン)」で泡立てていたのです。当時の商人たちの知恵と工夫の結晶が、江戸の子どもたちの笑顔を作っていたんですね。

地域によってシャボン玉の言い方が違う

現代では全国どこに行っても「シャボン玉」で通じますが、江戸時代に広まった当時は、地域によって呼び方や売り声に違いがありました。

例えば、江戸(現在の東京)では、シャボン玉を売り歩く商人の売り声からそのまま「玉や吹き」と呼ばれたり、純粋に「シャボン玉」と呼ばれたりしていました。売り声も「玉や、玉や、玉や〜」と賑やかなものでした。

一方、上方(京都や大阪)では、「ふき玉」や「さぼん玉」という呼び方が一般的だったようです。文献によると、大阪ではシャボン玉液を水に浸して細い管で吹くことから、シンプルにその動作を表す言葉が使われていたのですね。

また、古い時代には泡のことを「ささふ」と呼ぶこともあり、地方の古い文献をたどると、シャボン玉に類する遊びがそれぞれの方言や独特の言い回しで呼ばれていた記録も見受けられます。時代や地域によって名前が変わるのも、シャボン玉がそれだけ人々の生活のすぐそばにあった証拠ですね。

シャボン玉液に砂糖を入れたら、どうなる?

さて、ここからは少し科学のお話です。シャボン玉で遊んでいるとき、「もっと大きくて、割れないシャボン玉を作りたい!」と子どもにせがまれた経験はありませんか?

そんな時、魔法の隠し味になるのが「お砂糖」です。普段使っている食器用洗剤と水を混ぜた基本のシャボン玉液に、スプーン1〜2杯の砂糖を溶かしてみてください。すると、驚くほど丈夫で、空中で長く生き残る「強化シャボン玉」が出来上がります。

理由はとてもシンプルです。シャボン玉が割れてしまう最大の原因は、膜の中の「水分が蒸発してしまうこと」にあります。砂糖には水分をギュッと抱え込み、乾燥を防ぐ(保水する)性質があります。さらに、液に粘り気(粘度)を持たせる効果もあるため、シャボン玉の膜が分厚く、そして乾きにくくなり、結果としてパチンと弾けにくい強いシャボン玉になるのです。

砂糖の代わりに、薬局で買える「グリセリン」や、洗濯糊(PVA成分が入っているもの)を入れても同じように強いシャボン玉を作ることができます。ひーくんやあおくんと一緒に「どの調味料を入れたら一番割れないかな?」と実験してみるのも、最高の休日の過ごし方になりそうですね。

シャボン玉の種類と色について

夜のシャボン玉ショーでも感じましたが、シャボン玉の「色」って本当に不思議ですよね。よく見ると、赤、青、緑、黄色と、虹色に渦巻いて変化しています。実はこれ、シャボン玉の液自体に色がついているわけではありません。

この色の正体は「光の干渉(かんしょう)」という物理現象です。シャボン玉の膜は、外側の石鹸の層、真ん中の水の層、内側の石鹸の層という「超極薄のサンドイッチ構造」になっています。太陽やライトの光がこの膜に当たると、膜の表面で反射する光と、膜の内側で反射する光がぶつかり合い、特定の色の光だけが強められたり弱められたりします。これが虹色に見える理由です。

さらに面白いのが、シャボン玉を吹いてから割れるまでの間に「色が変わっていく」こと。

シャボン玉が空中に浮かんでいると、重力によって膜の中の水分がどんどん下へ流れていきます。すると、シャボン玉の上の部分は膜がどんどん薄くなり、下の部分は厚くなります。膜の厚さがミクロの単位で変わることで、反射する光の色(波長)も変わり、虹色がグルグルと動いているように見えるのです。

そして割れる直前、膜の厚さが限界まで薄くなると、光の反射が打ち消し合ってしまい、一瞬だけ「黒(透明)」に見える瞬間があります。その直後、パチンと弾けて消えてしまうのです。色を観察するだけで、シャボン玉の寿命が分かるなんてロマンチックですよね。

シャボン玉をより楽しくする工夫

普通のシャボン玉遊びに飽きてきたら、ちょっとした工夫で劇的に楽しくなる方法をご紹介します!

夜のイルミネーション・シャボン玉

今回私たちがショーで見たものを、お家で再現する方法です。暗くなったお庭やベランダで、下から懐中電灯やスマートフォンのライトを照らしながらシャボン玉を吹いてみてください。光がシャボン玉の膜に乱反射して、まるで宇宙空間に浮かぶ惑星のように美しく輝きます。

冬限定!凍るシャボン玉

もし、真冬に気温が氷点下(できればマイナス15度以下)になるような地域にお住まいか、スキー場などに遊びに行った際はチャンスです!冷え切った空気の中で静かにシャボン玉を作ると、空中で膜がパリパリと凍りつき、雪の結晶のような美しい模様が浮かび上がります。ご家庭の冷凍庫のスペースを空けて、その中でそっと吹いてみるという裏技もありますよ。

スモーク・シャボン玉

ドライアイスを使った少し高度な遊びです。水を入れた容器にドライアイスを入れ、そこから出る白い煙(二酸化炭素)を、シャボン玉の液をつけたストローで包み込むように膨らませます。すると、中に真っ白な煙が閉じ込められた不思議なシャボン玉の完成!割れた瞬間にフワッと白い煙が広がる様子は、魔法使いになったような気分を味わえます。

※ドライアイスを扱う際は、必ず大人の方が手袋をして安全に注意してくださいね。

いろんな道具を使用してシャボン玉にチャレンジしてみよう

シャボン玉を作る道具は、市販のストローやリングだけではありません。家の中にある「穴の空いたもの」なら、実はなんだってシャボン玉の道具になるんです。ひーくんやあおくんと一緒に、家中から道具を探し出す宝探しゲームから始めるのもおすすめです。

針金ハンガーと毛糸

クリーニングでもらえる針金ハンガーを、丸やハートの形にぐにゃりと曲げます。そこに毛糸をぐるぐると巻きつけるのがポイントです。毛糸がシャボン玉液をたっぷり吸い込んでくれるので、人がすっぽり入れるような巨大なシャボン玉を作ることができます!

ペットボトル

空になったペットボトルの底をカッターで切り落とし、切り口にシャボン玉液をつけて飲み口から息を吹き込むと、ソフトクリームのようにモコモコと大きくて長いシャボン玉を作れます。

うちわの骨

使い古したうちわの紙を水で綺麗に剥がし、骨組みだけにします。これを液に浸して空中でサッと振ると、網の目の数だけ、一度に何十個もの細かいシャボン玉がシャワーのように飛び出します!

穴じゃくし(キッチンツール)

お鍋の時に使う、穴がたくさん空いたお玉です。これを使うと、うちわの骨と同じように、息を吹きかけるだけで細かいシャボン玉が大量に作れます。キッチンの道具を使うというだけで、子どもはワクワクしてくれますよ。

自分の手

一番シンプルで究極の道具です!両手にたっぷりと液をつけて、指でOKサインのような輪っかを作ります。そこに優しく息を吹きかければ、手の温もりを感じながらシャボン玉がフワリと飛び立ちます。

まとめ

夜のシャボン玉ショーから始まったシャボン玉の不思議な世界、いかがでしたでしょうか?

ただ吹いて割るだけのシンプルな遊びだと思っていたシャボン玉には、何千年もの歴史があり、はるか昔のヨーロッパの子どもたちや江戸時代の子どもたちも、同じように空を見上げて笑顔になっていたのだと思うと、なんだかとても温かい気持ちになりますね。

お砂糖を入れるだけで割れにくくなる科学の力や、光の反射が織りなす虹色の仕組みを知っていると、次回のシャボン玉遊びがさらに奥深いものになるはずです。

今度の週末は、ひーくんやあおくんと一緒に特製の「強化シャボン玉液」を作り、家中のいろんな道具を持ち出して、お庭で大シャボン玉大会を開いてみてはいかがでしょうか?きっと、今まで見たことのないような最高に輝くシャボン玉と、子どもたちの笑顔が見られるはずですよ!

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

モバイルバージョンを終了