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【感動の実はPart①】「パパ、トミカ買って」を断っていた僕へ。息子の涙とカバンから落ちた煙草が教えてくれたこと

子どもと一緒にリサイクルショップや玩具店へ行くと、必ず聞こえてくる「これ買って!」の声。

「またおもちゃ?」「今はお金がないからダメ!」と、つい言葉を遮ってあしらってしまった経験はありませんか?

この記事では、かつて重度の愛煙家だった一人の父親が、**「子どもの気持ち」と「自分の身勝手さ」**に向き合い、タバコを卒業する(卒煙する)までの実話をお届けします。

「子ども目線」で世界を見つめ直したとき、親が本当に守るべき大切なものが見えてきました。

記事の要点(クイックサマリー)

 子ども目線: 子どもが欲しかったのは「300円のトミカ」そのもの以上に、**「自分の気持ちを受け止めてくれるパパの姿」**だった

 大人の視点: 「お金がない」はただの言い訳。自分の煙草代(月15,000円以上)は当たり前に出していた親の身勝手さ

 気づきと変化: 息子の泣き声と落ちた煙草の箱が突きつけた現実。「禁煙」ではなく「卒煙」を選んだ理由

 親としての選択: 煙草代を子どもの笑顔と未来の時間に還元する生き方へ

1. 「お金がないからダメ」——子ども目線から見た親の姿

1-1. 300円のトミカに込められた、子どもの小さなワクワク

子どもにとって、リサイクルショップの棚に並ぶミニカーやトミカは、単なる「プラスチックや金属の塊」ではありません。

 「これ、パパと一緒に走らせたら楽しいだろうな」

 「かっこいい車をパパに見せて、ほめられたいな」

子どもは大好きな親と一緒に世界を共有したくて、目を輝かせておねだりをしています。金額にすれば、たったの300円〜500円程度。子どもにとっては宝物を見つけた瞬間です。

1-2. 大人の都合で切り捨てていた「子どもの気持ち」

しかし、当時の私はそのキラキラした気持ちを受け止める余裕を持ち合わせていませんでした。

「おもちゃばかり買っても仕方ないでしょ!」

「今日は買わない約束でしょ!」

そうやって冷たくあしらう私を、子どもはどんな目で見つめていたでしょうか。

「自分のおねだりはパパにとって邪魔なものなのかな」「僕の気持ちは届かないのかな」と、小さな胸を痛めていたかもしれません。

2. 大人の大きな矛盾——「煙草代」には迷わず開く財布

2-1. 子どもには我慢させ、自分には甘い大人の現実

「今はお金がないから」と子どもに我慢を強いていた私ですが、当時の自分自身はどうだったかというと、重度の煙草愛好家でした。

ここで、当時の我が家の「お金の使い方」を客観的に比較してみます

子ども目線に立ってみれば、こんなに不条理な話はありません。

「自分は毎日600円の煙草を買っているのに、僕の300円のトミカは『お金がない』と言って買ってくれないんだ……」

もし子どもがこの矛盾に気づいたら、大人に対する信頼や言葉の説得力は一瞬で崩れ去ってしまいます。当時の私は、そんな当たり前のことすら見えなくなっていたのです。

3. 息子の泣き声と、深夜0時に転がり落ちた煙草

3-1. 息子の「パパー!」という泣き声が意味していたもの

息子が5歳になる誕生日の前日。夜勤に向かう直前、いつものようにベランダで煙草を吸っていた私に、遠くから息子の声が届きました。

「パパー! パパー!」

泣き叫ぶようなその声を聞いたとき、私は「仕事に遅れる」「何かあったのかな」と大人の事情や心配ばかりを考えていました。

しかし、子どもにとっての誕生日前夜は、「明日で5歳になる!」「パパと一緒にいたい!」という特別で繊細な時間です。その大切な時間に、大好きなパパがタバコのニオイをまとってベランダに消えていく寂しさが、あの泣き声だったのだと後から気づきました。

3-2. 深夜0時、暗い休憩室で気づいた「本当の優先順位」

夜勤の休憩時間。日付が変わり、息子が5歳になった深夜0時過ぎ。

妻に「誕生日おめでとう」とLINEを送り、カバンを動かした瞬間でした。

コロン……

カバンから転がり落ちてきたのは、私が当たり前のように買い続けていた一箱の煙草でした。

その煙草を見た瞬間、昼間の息子の泣き声と、「お金がない」と言ってトミカを買ってあげなかった記憶が一気に繋がり、胸が押し潰されるような衝動に襲われました。

「自分は子どもに寂しい思いをさせてまで、何を買い続けていたんだろ……」

「300円のおもちゃ一つ買ってやれず、何が『パパ』だ……」

今まで「自分のリフレッシュ」「仕事のストレス解消」という大人の理屈で正当化していた煙草が、どれほど家族の時間や子どもの気持ちを奪っていたかに気づき、涙が止まりませんでした。

4. 「禁煙」ではなく「卒煙」——子ども目線を取り戻すためのマインドシフト

この日を境に、私はタバコを辞める決意をしました。しかし選んだのは、我慢を強いる「禁煙」ではなく、親として一歩前へ進む**「卒煙」**です。

「子ども目線」を取り戻すための思考の変化

 【大人の言い訳】: 「仕事のストレスがあるから煙草が必要だ」

 ➔ 【子ども目線での気づき】: 「パパが煙草を吸っている間、僕は放置されて寂しい」

 【大人の言い訳】: 「節約しなきゃいけないからおもちゃは買わない」

 ➔ 【子ども目線での気づき】: 「煙草代があれば、毎月トミカが何十台も買えるのに」

「タバコを吸う権利」を守るのをやめ、「子どもと一緒に笑い合える時間」を最優先にすると心に決めた瞬間から、タバコへの執着は自然と消えていきました。

5. 卒煙によって変わった「親子の世界観」

煙草を卒業したことで、我が家には子ども目線に立った温かい変化が次々と訪れました。

① 「お金がない」という口癖が消えた

1日1箱の煙草代(約600円)をやめたことで、月約18,000円、年間で約22万円のお金が手元に残るようになりました。

 お出かけの時に「1台だけ好きなトミカ選んでいいよ!」と言える心のゆとり

 子どもの「やってみたい」「欲しい」を前向きに応援できる家計の余裕

② 子どもとの「距離感」と「スキンシップ」の変化

 ニオイの解消: 「パパ煙草くさいからヤダ」と言われることがなくなり、抱っこや抱きつきが増えた

 存在感の共有: 煙草を吸うためにベランダへ消える時間がなくなり、子どもの「パパ見て!」にいつでも目線を合わせて答えられるようになった

③ 子どもの成長の瞬間を逃さなくなった

子どもが「パパ!」と呼んでくれる時期、おもちゃをねだりながら泣いてくれる時期は、人生の中でほんの数年しかありません。その一瞬一瞬を、煙草の煙越しではなく、クリアな目で見つめられるようになりました。

まとめ:親の選択ひとつで、子どもの世界は明るくなる

子どもにとって、パパやママは世界で一番大好きな存在です。

子どもが本当に欲しかったのは、300円のトミカそのもの以上に、**「自分の『欲しい』という気持ちに寄り添い、笑顔で向き合ってくれるパパの存在」**でした。

もし今、タバコを辞めようか迷っている、あるいは子どもとの向き合い方に悩んでいるお父さん・お母さんがいたら、一度子ども目線で自分を見つめてみてください。

大人が身勝手な習慣を一つ手放すだけで、子どもの世界は何倍も温かく、笑顔あふれるものに変わっていきます。

今日から子どもと一緒に、新しい「卒煙」の一歩を踏み出してみませんか?

ひーくんあおくんのパパのブログ用写真です。

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