暑い日が続く中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は、私ひーくんあおくんパパが、なんと13年ぶりにラグビーの試合形式の練習に参加した体験談をお届けします。現役を退いて久しい30代の身体で、果たしてどれだけ通用するのか?結果は…感覚だけでプレーする自分と、現代ラグビーのスピードとルールの変化に驚愕するばかりでした。
この記事では、
- 13年ぶりにグラウンドに立った筆者の赤裸々な体験談
- 現役時代とは大違い!2012年頃と2025年最新ラグビールールの決定的な違い
- 全てのポジションの役割と、筆者が務めた「インサイドセンター(12番)」の重要性
を徹底解説します。「昔ラガーマンだった」「これからラグビーを観てみたい」という方にとって、必見の内容です。
13年ぶりの試合形式で気づいた「感覚」と「現実」
「子どもたちのチーム練習に付き合ってほしい」と頼まれ、軽い気持ちで参加したのが運の尽き(笑)。突如として告げられた「試合形式」の練習に、私は13年ぶりに背番号12(インサイドセンター)としてピッチに立ちました。
結論から言うと、身体は衰えていても、長年染み付いた「感覚」は残っているものです。タックルは「ばちばち」と入れましたが、今の学生選手の身体の大きさと強さに圧倒され、なかなか倒せないのが現実でした。
特にショックだったのは、アタック面です。スピードに乗れず、現役時代のように正確なパスも出せない…。インサイドセンターはパス・ラン・キック・タックルが全て求められる総合職。まさに「全方位のスキル不足」を痛感しました。
しかし、この復帰戦で最も驚いたのは、ラグビーのルールが大きく進化していたことです。
激変したラグビールール!13年の比較と2025年最新版を徹底解説
私が現役だった2012年頃と現在(2025年頃)のルールを比較すると、現代ラグビーが「試合のスピードアップ」と「選手の安全性強化」の2点を徹底的に追求していることがわかります。
昔の常識は通用しない?13年前(2012年頃)の主要ルール
2012年頃は、主にスクラムの安全性を確保するための変更が議論されていました。項目2012年頃の主なポイント目的スクラム「クラウチ・バインド・セット」のコール導入を議論・試験運用。より安全な姿勢で組み合うことを義務化。
ラック/モールクロコダイルロールの禁止が議論され、制裁が強化され始めた。ボールに絡む選手の安全確保。
キックコンバージョンキックの準備時間制限が適用され始めた。ゲームの停滞を減らすため。
【2025年最新版】スピードアップと安全性の強化が鍵
最新ルールでは、試合の流れを止めないための時間制限と、危険なプレーを撲滅するための規定が明確化されています。変更項目変更内容目的キックの時間短縮コンバージョンキックの制限時間が90秒から60秒に短縮。無駄な待ち時間を減らし、試合の流れを加速。
セットプレーの時間制限ラインアウト、スクラムの形成が、レフリーのマークから30秒以内に義務化。ダウンタイムを徹底的に削減。
SHの保護強化スクラム時、ボールを保持していない側のSHがトンネルのセンターラインを越えて立つことを禁止。
相手SHの妨害を防ぎ、攻撃のスペースとスピードを生む。
50対22自陣からキックしたボールが相手陣22m内でバウンドしタッチラインを割ると、キック側のラインアウトに。防御ラインを下げさせ、攻撃的な展開を促す。
注目すべき安全対策:クロコダイル・ロールの明確な禁止
特に私のような引退世代が驚いたのは、安全対策の強化です。
タックルエリア内で、地面にいるプレーヤーを巻き込んで横に回転させたり、ひねったりする行為(クロコダイル・ロール)が明確に禁止され、厳しくペナルティが科されます。
昔は当たり前のように行われていたプレーが、選手の首や下肢への怪我のリスクから、現在はシンビン(一時退場)やレッドカードの対象となる可能性があります。選手保護の観点が昔より格段に強化されているのです。
15人制ラグビーの全ポジション紹介と「背番号12」の役割
ラグビーは15人それぞれの役割が明確に分かれています。推し選手だけでなく、「推しナンバー」を作る観戦方法もおすすめです。
FW(フォワード:1番〜8番)
力と体格を活かし、ボール争奪戦やセットプレー(スクラム、ラインアウト)で優位に立つのが役割です。番号ポジション役割の概要
1, 3プロップ(PR)スクラム最前列で組み、重圧を支える。
2フッカー(HO)スクラムでボールをかき出し、ラインアウトではボールを投げ入れる。
4, 5ロック(LO)スクラムの第二列で推進力を生み、ラインアウトでジャンプする。
6, 7フランカー(FL)密集地帯にいち早く駆けつけ、ボールを奪う(ボールハンター)。
8ナンバーエイト(NO.8)スクラム最後尾からボールを持ち出し、攻撃の起点となる。
BK(バックス:9番〜15番)
俊敏性やスキルを活かし、攻撃を組み立て、トライを狙う役割です。番号ポジション役割の概要
9スクラムハーフ(SH)FWとBKを繋ぐ司令塔。密集からボールを素早く展開する。
10スタンドオフ(SO)攻撃のゲームメーカー。SHからパスを受け、状況に応じた判断(キック、パス、ラン)でチームを導く。
12,13センター(CTB)インサイドセンター、アウトサイドセンターと言い攻撃、守りにて重要
11, 14ウイング(WTB)サイドライン際で待機し、広いスペースを走りきってトライを狙う。
15フルバック(FB)最後尾の守備の要。相手のキック処理やカウンター攻撃の起点となる。
【私のポジション】インサイドセンター(12番)
私が今回プレーした12番(インサイドセンター/CTB)は、バックスの中でも最もフィジカルな役割を求められます。SO(10番)の近くでパスを受け、相手ディフェンスを切り裂く突破役であり、次のパスアウトやキックの判断も求められる総合的なスキルが不可欠です。
まとめ:30代からのラグビーは「感覚」と「計画的トレーニング」
13年ぶりの試合形式参加は、私の身体が衰えていることを実感すると同時に、長年の経験が身体に染み付いていることも教えてくれました。
「また練習相手に」とのお誘いもいただきましたが、現役の学生にふさわしいプレーをするには、食べる量もトレーニング量も変えなければなりません。
「30代は何からトレーニングを始めればいいのか?」という新たな課題も生まれました。
ひーくんあおくんパパは、子どもたちの成長と共に、自身のラグビー復帰も楽しみながら頑張っていきます。また試合形式の練習に参加した際には、「30代からのフィジカルトレーニング」のテーマと合わせて、体験談をお知らせしますね!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました


子育てとお出かけ、体験などのブログを書いているひーくんあおくんパパです。35歳仕事は介護福祉士の資格を持っており病院にて勤務しております。