中学生の子供を持つ親にとって、小学校時代と大きく変わるのが「お昼ご飯」の事情です。小学校までは当たり前のように提供されていた温かい給食。しかし、中学校に入ると「お弁当持参」になったり、「ランチサービス」という聞き慣れないシステムが登場したりと、戸惑う親御さんも多いのではないでしょうか。
「毎日のお弁当、おかずは何品入れればいいの?」
「そもそも今の時代、中学校に給食はないの?」
「ランチサービスって普通のお弁当と何が違うの?」
今回は、そんな中学生のお昼ご飯にまつわる疑問を徹底解剖!毎朝お弁当作りに奮闘している筆者(ひーくんあおくんパパ)が、今と昔の給食事情の違いや、毎日のお弁当作りをラクにする作り置きの技術まで、余すところなくお伝えします。
今は中学校給食ないの?昔と今の仕組みの違い
私たちが中学生だった頃(数十年前)は、「中学校はお弁当を持っていくのが当たり前」という地域もあれば、「中学校も給食があった」という地域もあり、自治体によって大きく異なっていました。では、令和の今はどうなっているのでしょうか?
結論から言うと、現在、公立中学校の給食実施率は全国的に非常に高くなっています。 文部科学省の調査でも、公立中学校の給食実施率は90%を超えています。共働き家庭の増加や、子どもの貧困対策、栄養バランスの確保といった観点から、国や自治体が中学校給食の導入を強力に推進してきた結果です。
しかし、「え?うちの子の学校、給食じゃないよ?」という方もいるでしょう。実は、ひとくちに「給食」と言っても、昔ながらの「教室で温かいご飯とおかずを配膳するスタイル」だけではないのが現代の特徴です。
【中学校の給食提供スタイルの種類】
• 自校方式: 小学校と同じように、学校内の給食室で作る温かい給食。
• センター方式: 給食センターでまとめて作り、各学校に配送して配膳するスタイル。
• デリバリー方式(お弁当箱型): 民間の業者で作られたお弁当箱タイプのおかずとご飯が、学校に配達されるスタイル。
最近急増しているのが、3つ目の「デリバリー方式」です。そして、これが次でお話しする「ランチサービス」と呼ばれるものの正体です。
給食ではなく「ランチサービス」と言われる理由
中学校のプリントなどに「給食」ではなく「ランチサービス(またはスクールランチ)」と記載されていることがあります。なぜあえて別の呼び方をするのでしょうか?
その理由は、「全員強制の給食」ではなく「希望者のみが注文するお弁当配達システム」であるケースが多いからです。
• 選択制であること: 「家庭からお弁当を持参する」か「業者のランチサービスを注文する」かを、日ごとや月ごとに自由に選べるシステムを採用している学校が増えています。
• 配膳の手間がない: 小学校のように給食当番が食缶からよそうのではなく、プラスチックなどの専用容器にすでに1人分ずつ盛り付けられた状態(お弁当スタイル)で個々に配られます。
• 民間業者への委託: 自治体ではなく、契約した民間のお弁当業者が栄養士の監修のもと調理・配達を行っているため、「サービス」という名称が使われることが多いのです。
「今日は寝坊したからランチサービスを頼んでおこう!」「明日は好きなメニューだからランチサービスにする!」といった柔軟な使い方ができるのが、現代のランチサービスの最大のメリットと言えます。
平均どれくらい?お弁当のおかずの数は?
さて、ランチサービスがあっても、「基本は手作りのお弁当を持たせたい」「子供がお弁当を希望する」というご家庭も多いですよね。そこで気になるのが、「みんな、おかずは何品くらい入れているの?」という疑問です。
SNSなどでは、彩り豊かで品数の多い「映え弁当」が溢れていますが、リアルな中学生のお弁当のおかずの平均数は、ズバリ「3品〜5品」です。


【王道のおかず構成(平均4品の場合)】
1. メインのガッツリ肉・魚(1品): 唐揚げ、ハンバーグ、生姜焼きなど。中学生の胃袋を満たす主役。
2. 卵料理(1品): 卵焼き、ゆで卵など。黄色が入ることで一気に美味しそうに見えます。
3. 副菜・野菜(1〜2品): ほうれん草の胡麻和え、きんぴらごぼう、ブロッコリーなど。
4. 隙間埋め・彩り(1品): ミニトマト、ちくわきゅうり、ウインナーなど。
お弁当箱の黄金比率は「ご飯:メイン:副菜=1:1:1」または「ご飯半分、おかず半分」と言われています。品数を無駄に増やすよりも、メインをどーんと大きく入れ、卵焼きとブロッコリーを添えるだけの「3品弁当」の方が、実は中学生男子(ひーくんやあおくんも!)には喜ばれたりするものです。
【冷凍庫レンタル.com】ご飯の上に何を乗せる?
お弁当箱の半分を占める「白いご飯」。そのままでは少し寂しいですし、夏場は衛生面も気になります。ご飯の上には何を乗せるのが正解でしょうか?
• 梅干し: 日本の伝統であり最強の防腐剤。日の丸弁当は見た目のアクセントにもなり、クエン酸が疲れた中学生の体を癒やします。
• 海苔(のり弁スタイル): ご飯とおかずの間に鰹節や昆布の佃煮を敷き、海苔で覆うスタイル。ご飯に味が染みて、おかずが少なくても大満足のボリュームになります。
• しらすやゴマ: 栄養価を少しでもプラスしたい時にサッと振りかけられる手軽さが魅力です。
ご飯の上に乗せるものは、「彩り」「味のアクセント」「傷み防止」の3つの役割を果たしてくれます。
ご飯のお供と言えば
「今日はおかずがちょっと足りないかも…」「メインが少し寂しい」という日、パパのピンチを救ってくれるのが最強の「ご飯のお供」たちです。中学生が喜ぶ定番アイテムを常備しておきましょう。
• ふりかけ: 鮭、たまご、おかかなど、バリエーション豊富。最近は小袋タイプを別添えにして、食べる直前にかける(パリパリ感を楽しむ)中学生も多いようです。
• 鮭フレーク: ご飯に混ぜ込んでおにぎりにしても良し、上にドサッと乗せても良し。カルシウムも取れて色合いも綺麗です。
• 昆布の佃煮: 甘辛い味付けは、部活で汗をかいた後のお昼ご飯にぴったり。
• 明太子・たらこ(※加熱推奨): お弁当に入れる場合は、食中毒防止のためにしっかり中まで火を通した「焼き明太子」にするのが鉄則です。
これらが冷蔵庫にあるだけで、朝のプレッシャーが半分になると言っても過言ではありません。
飽きないお弁当と作り置きの技術について
毎日のお弁当作りで一番辛いのは「メニューのマンネリ化」と「朝の時間の無さ」です。これを打破するためには「作り置き」と「味変(あじへん)」の技術が不可欠です。
【週末の作り置き神テクニック】
• 自家製・冷凍おかずカップを作る: ひじきの煮物や切り干し大根などは、週末に大量に作り、お弁当用のおかずカップに小分けにしてタッパーに並べ、そのまま冷凍します。朝は凍ったままお弁当箱の隙間に詰めるだけ!(保冷剤代わりにもなります)
• 下味冷凍を活用: お肉は買ってきたらすぐに「焼肉のタレ」「塩麹」「味噌」などに漬け込んで冷凍庫へ。朝は解凍して焼くだけでメインが完成します。
【飽きさせない「味変」のコツ】
同じ「鶏肉を焼いたもの」でも、味付けを変えるだけで全く別のおかずになります。
• 月曜:塩こしょう+レモン汁
• 水曜:カレー粉+マヨネーズ
• 金曜:ケチャップ+チーズ
このように、ベースの食材は同じでも調味料のローテーションを組むことで、子供は「毎日違うおかずだ!」と喜んで食べてくれます。
お弁当とランチサービスの人気度
結局のところ、手作りのお弁当と学校のランチサービス、中学生や親からはどちらが人気なのでしょうか?
親からの人気度:圧倒的に「ランチサービス」が支持されつつある
やはり毎朝のお弁当作りからの解放は、共働き世帯にとっては計り知れないメリットです。栄養士が考えた献立なので、栄養バランスの面でも安心感があります。
中学生からの人気度:実は「手作り弁当」派も根強い
一方で、子どもたちにアンケートを取ると「お弁当がいい!」という声も多く聞かれます。ランチサービス(デリバリー弁当)は、衛生管理の観点から「おかずもご飯も完全に冷えた状態(10度以下など)」で提供されることが多く、「冷たくて味が薄い」「好きなものばかりが入っている親のお弁当の方が美味しい」と感じる中学生も少なくないからです。
結論:ハイブリッド型が最強
我が家も含め、多くのご家庭がたどり着くのが「基本はお弁当だけど、週に1〜2回(または親が忙しい日)はランチサービスを利用する」というハイブリッド型です。親の負担を減らしつつ、子供の満足度も満たす、今の時代ならではの賢い選択と言えるでしょう。
まとめ

中学生のお弁当作りは、長いようであっという間の3年間(高校も含めれば6年間)です。
昔のように「給食か、お弁当か」の二択ではなく、今はランチサービスという便利なシステムも普及し、各家庭のライフスタイルに合わせて選べる時代になりました。
おかずの数は3品〜5品あれば十分!作り置きや市販のご飯のお供に頼りながら、決して無理をしないことが、毎日お弁当作りを続ける最大の秘訣です。
「今日のお弁当、唐揚げ美味しかったよ!」
その一言を聞くために、全国のパパさん、ママさん、明日からも適度に肩の力を抜きながら、一緒にお弁当作りを乗り切っていきましょう!
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