【激痛実録その2】痛風の痛みが引いて油断大敵!?尿酸値を下げる薬で大失敗した話

こんにちは!ひーくんあおくんパパです。

突然ですが、皆さん「痛風」ってどんなイメージを持っていますか?「風が吹くだけで痛い」「足の親指がパンパンに腫れ上がる」……その通りです。僕もその地獄のような痛みを味わい、ひーくん、あおくんと思い切り遊べない悔しい日々を過ごしました。

しかし、今回のメインテーマは「痛風発作の最中」ではありません。「痛みが引いてきて、いざ尿酸値を下げる薬を飲み始めた時の大失敗談」です。

「え?痛みが引いて薬を飲んだら、あとは良くなるだけじゃないの?」

そう思ったあなた。過去の僕と同じです。実は、痛風の本当の恐ろしさと厄介さは、「痛みが引き始めた後の油断」と「薬の飲み始め」に潜んでいました。今回は、僕の痛々しい失敗談を通じて、痛風治療のリアルな現実をお届けします

「痛みが引いた」の基準は人それぞれ

痛風発作のピーク時は、文字通り歩くこともままなりません。トイレに行くのすら一大プロジェクトです。数日間その激痛に耐え、ようやく「あ、少しマシになってきたかも」と思う瞬間が訪れます。

しかし、ここで注意したいのが「痛みが引いた」という感覚の個人差です。

• 激痛からの解放=完治ではない

• ピーク時の痛みが「10」だとしたら、痛みが「3」や「2」になった時点で、人間は「治った!」と錯覚してしまいます。

• 「生活できるレベル」の罠

• 靴が履けるようになった、びっこを引かずに歩けるようになった。これは大きな進歩ですが、関節の中にはまだ憎き「尿酸の結晶」が潜んでいます。

僕の場合、痛みが「3」くらいになった時点で「よし、もう大丈夫だ!」と完全に油断してしまいました。これが、後々の大失敗への第一歩だったのです。

本当の戦い?痛風の痛みは「親指の痛みが引いてから」

発作の代表的な部位である「足の親指の付け根」。ここの腫れと激痛が引くと、ついつい勝利宣言をしたくなりますよね。しかし、痛風経験者の間では密かにこう囁かれています。

「本当の戦いは、親指の痛みが引いてから始まる」と。

• 移動する痛み

• 親指の痛みが治まったと思ったら、今度は足首、アキレス腱、さらには膝へと痛みが「移動」したように感じることがあります。

• 残る違和感と鈍痛

• 激痛ではなくとも、「ジンジン」「ピリピリ」とした違和感が長期間続きます。

• かばって歩くことによる二次被害

• 痛い足を無意識にかばって歩くため、健康な方の足や腰に負担がかかり、別の部位が痛くなってしまう悪循環に陥りました。

親指の腫れが引いたからといって、体内から尿酸が消え去ったわけではありません。まだまだ体は「臨戦態勢」であることを忘れてはいけなかったのです

少しでも無理したら再燃する「痛みの謎」

痛みが引いてくると、どうしても元の生活に戻りたくなります。僕も、ひーくんやあおくんに「パパ、公園行こう!」と言われ、つい調子に乗って少し長距離を歩いてしまいました。

その翌朝、待っていたのは「痛みの再燃」でした。

なぜ、少し無理をしただけで痛みがぶり返すのでしょうか?

• 関節に残る尿酸塩結晶の剥がれ

• 関節にはまだトゲトゲの尿酸の結晶がへばりついています。無理に動かすことで、これが剥がれ落ち、免疫細胞が再び「敵だ!」と攻撃を開始してしまうのです。

• 血流の変化による刺激

• 運動をして血流が良くなると、患部への刺激が増し、炎症を再発させる引き金になります。

• 疲労物質の蓄積

• ただでさえ弱っている体に疲労が溜まると、体の回復機能が追いつかず、再び炎症サインを出してしまいます。

「ちょっとくらいなら大丈夫」という自己判断が、いかに危険かを身をもって知りました。

尿酸値を下げる薬、飲み始めてからの苦痛と痛み

さて、ここからが今回の最大の失敗談です。

ある程度痛みが引き、病院で処方された「尿酸値を下げる薬(尿酸降下薬)」をいよいよ飲み始めました。「これでやっと痛風とおさらばできる!」と意気込んでいたのですが……。

薬を飲み始めて数日後、なんと信じられないほどの激痛が再び足の親指を襲ったのです。

「えっ!?薬を飲んでるのに、なんで!?」

慌てて医師に相談したところ、衝撃の事実を告げられました。

• 尿酸値の「急激な変動」が発作を呼ぶ

• 尿酸値は「高すぎてもダメ」ですが、「急激に下がってもダメ」なのだそうです。

• 溶け出した結晶が悪さをする

• 薬によって血液中の尿酸値が下がると、関節に溜まっていた尿酸結晶が溶け出し始めます。この「溶け出すプロセス」を、体の免疫システムが異物と勘違いして攻撃し、再び激しい炎症(痛風発作)を引き起こすのです。

これを専門用語で「尿酸値降下時の痛風発作」と呼ぶそうです。痛みを無くすための薬で痛みが出るなんて、なんという理不尽!この期間は、本当に心が折れそうになりました

おしっこが止まらないのは「改善の証」?

薬を飲み始め、痛みに耐えながら生活していると、ある変化に気づきました。

「やたらとトイレが近い……」

頻繁に尿意を催し、一日に何度もトイレに行くようになりました。「何か別の病気になったのでは?」と不安になりましたが、実はこれ、痛風改善のプロセスにおいて非常に重要なサインでした。

• 尿酸の排泄ルートは「尿」

• 体内の余分な尿酸の多くは、尿と一緒に体外へ排出されます。

• 薬の働きによる排泄促進

• 尿酸の排泄を促すタイプの薬を飲んでいる場合、物理的に尿の量や回数が増えることがあります。

• デトックスの証

• おしっこがたくさん出るということは、それだけ体内の「ゴミ(尿酸)」を外に出そうと体が頑張っている証拠なのです。

トイレの回数が増えるのは煩わしいですが、「今、尿酸を外に追い出しているんだ!」とポジティブに捉えるようにしました。

汗が止まらないのに水分取れない!一番してはいけないこと

尿酸を排出するためには「水分補給」が絶対条件です。医師からも「1日2リットル以上の水を飲みなさい」と口酸っぱく言われていました。

しかし、ここで僕はまたしても大きな失敗を犯します。

季節は暑い日。仕事や育児でバタバタと動き回り、汗を大量にかいていました。しかし、忙しさにかまけて「水分補給を怠ってしまった」のです。

• 汗をかくと血液がドロドロに

• 大量の汗をかくと、体内の水分が奪われ、血液中の尿酸の「濃度」が急激に跳ね上がります。

• 「喉が渇いた」では遅い

• 喉の渇きを感じた時には、すでに体は軽い脱水状態に陥っています。

• 利尿作用のある飲み物の罠

• 水分補給のつもりでコーヒーやお茶(カフェイン入り)ばかり飲んでいましたが、これらは利尿作用があるため、かえって水分を体から奪ってしまいます。

「汗をかいているのに、適切な水分(水や麦茶など)を摂らない」——これは痛風患者にとって、「一番してはいけない自爆行為」だったのです

水分不足がもたらす痛風「第二の痛み」

水分補給を怠った結果、どうなったか。

その日の夜、尿酸値を下げる薬の副作用による痛みとはまた違う、焼け付くような「第二の激痛」が僕を襲いました。

• 濃縮された尿酸が再び結晶化

• 脱水によって血液中の尿酸濃度が高まり、せっかく薬で溶けかけていた尿酸が、再び関節で結晶化してしまったのです。

• 腎臓への負担

• 水分が足りない状態でおしっこを作ろうとすると、腎臓に多大な負担がかかります。最悪の場合、尿管結石などを引き起こすリスクもあります。(これも激痛らしいですね……想像しただけで震えます)。

「薬を飲んでいるから大丈夫」という慢心が、基本的な「水分の摂取」を疎かにさせ、結果として二重の苦しみを味わうことになりました。

今後、痛風と上手く付き合っていくためには

これらの痛烈な失敗と激痛のフルコースを経て、僕はようやく「痛風という病気との本当の向き合い方」を悟りました。

痛風は「痛みが引いたら終わり」ではなく、「痛みが引いてからが本番」です。今後、ひーくんやあおくんと笑顔で走り回るために、僕が心に誓ったルールは以下の通りです。

1. 「痛みが無い=治った」という幻想を捨てる

• 尿酸値が正常範囲(6.0mg/dL以下)で長期間安定するまでは、関節に爆弾(結晶)を抱えていると自覚する。

2. 薬は「自己判断」で絶対にやめない

• 飲み始めの痛み(発作)に心が折れそうになっても、医師と相談しながら処方された薬はキッチリ飲み続ける。

3. 「水分補給」は息をするのと同じくらい意識する

• 水や麦茶をこまめに飲む。とくに汗をかく季節や運動後、入浴前後は意識して「水」を飲む。

4. 無理をしない、体を過信しない

• 激しい運動は避け、ウォーキングなどの軽い有酸素運動にとどめる。少しでも足に違和感があったらすぐに休む。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「痛風の痛みが引いたから、さあ薬を飲んで一気に治すぞ!」と意気込んだ僕を待っていたのは、「薬による再発作」と「水分不足による自爆」という、予想外のトラップでした。

痛風治療における尿酸降下薬の服用は、いわば「体内の大掃除」です。長年溜め込んだホコリ(尿酸)を外に出す過程では、どうしても少し空気が汚れたり(痛んだり)する時期があります。

しかし、その苦しい時期を正しい知識(特に水分補給!)で乗り越えれば、必ずまた思い切り走れる日が来ます。

現在、痛風の痛みが引き始めている方、これから薬を飲み始める方。どうか僕の失敗を反面教師にして、油断することなく治療を進めてください。

僕はもう二度とあの激痛はごめんです。ひーくん、あおくん!パパはもうちょっと頑張って治療するから、また一緒に全力で鬼ごっこしようね!

投稿者 ひーくんあおくんパパ

子育てとお出かけ、体験などのブログを書いているひーくんあおくんパパです。35歳仕事は介護福祉士の資格を持っており病院にて勤務しております。